斎須歯科医院院長の斎須幸司です。
70歳以上の方々を対象にしたある企業のアンケートによりますと、「これからどういう生活をしたいですか」という質問に対して、
- 若々しく笑顔でいたい
- 食事を美味しく食べたい
- お友達と楽しいおしゃべりをしたい
という答え3つが上位を占めたそうです。
この3つ、若い時には日常当たり前のこととして気にも留めることではないかもしれません。
でも、だんだんお年を召してきますと体の自由も少しずつ利かなくなってきますから、これら3つが、「生きる力」になっているという人も多いのですね。
この3つは、実は、全てお口の健康に関係していまして、斎須歯科医院で行う歯科医療が、お口の健康を通して、あなたの「生きる力」を支援しているのです。
歯が抜けて、噛み合わせがフガフガしていましたら、若々しい笑顔にはほど遠いですし、美味しく食べるのも難しいでしょう。
入れ歯がすぐ落ちてしまうような状態でしたら、お友達とのおしゃべりも進まなくなりますね。
医療には大きく分けて、病院が担う「生命を守る医療」と診療所が担う「生活を守る医療」の2つがあります。
普段はあまり意識されていないかもしれませんが、実は、斎須歯科医院で行っている歯科医療は、あなたの大切な生命には直接的に関わることは少ないものの、あなたが素晴らしい人生を送る上でとても重要な役割を果たしています。
これからの高齢化を迎える上で益々重要になるお口の健康。このお口の健康を通して、私は、あなたの素晴らしい人生を支援したいと、いつもいつも考えながら、斎須歯科医院で診療をしています。
1985年(昭和60年)、私は、私を育んでくれた故郷・表郷(白河市)に戻り、自分の思う歯科医療を行おうと、決心しました。
私は、東北大学歯学部を卒業後は大学の在る仙台市内で研鑽を積んでいて、同じ大学で同級生だった妻も、日々研鑽の生活を送っていました。
そして、私が故郷へ戻ると言った時、大学の同級生達は一様に驚き、そして残念がりました。
当時、東北大学の工学部には、2002年(平成14年)にノーベル賞を授賞したあの田中耕一さん(私よりも2歳年下です)が在籍している頃で、今思えば東北大学の学生達は、誰もがもちろん無名ですが、誰もが国の礎となる気概を持って、仙台で生活を送っておりました。
ですから私たち夫婦が仙台を去り故郷へ戻るということは、同級生達にとっては歯科医療の研鑽を諦めることにも見えたのでしょう。
その頃から多くの時を経た今、東北大学の同級生達は、この白河にある斎須歯科医院で行われている歯科医療を驚きをもって見学に来ます。
最新の歯科医療を提供することは、都会のごく一部の歯科医院にのみ可能だと思われているらしく、地方で、最新の歯科医療を、地域の方々に万遍なく、しかもず~っと継続して提供し続けているのは非常に珍しいことで、その秘訣はどこにあるのかと、とても驚いているのです。
その度に、私は答えています。「地方都市に住んでいるから出来ない、ということは何一つない。技術や知識習得の研鑽も、患者さん一人ひとりに合った診療も、熱意を持って行っているから、出来るのです。」
斎須歯科医院では「最新の歯科医療」を提供していると恥ずかし気もなく書いてしまいましたが、実際には最新の歯科医療というよりも、「より良き歯科医療」と言った方が実態にあっているように思います。
私が考えて、そして実際に斎須歯科医院で提供している「より良き歯科医療」を順不同に記載してみます。
- 最新の医療器材を使用した医療を提供する。
テレビ番組などでよく映し出されている脳神経外科のカリスマドクターが手術で使用しているマイクロスコープ(実体顕微鏡)を斎須歯科医院でも応用導入して、正確な治療を行っています。 - CT撮影装置を導入しています。これにより直接目には見えない顎骨や歯根の部分の病巣を立体的に把握し、より確実に治癒に導くことが可能となります。
- 歯科医療の基本的な事柄をきちんと実践する。
- 衛生に配慮した医療環境を提供する。
少なくとも東北大学の歯学部病院と同レベルでありたいと思っています。 - お口の中の状態が「今」より悪くならないために、対症療法ではなく予防医療を、患者さん一人ひとりに合わせて継続して行い、自分の歯で生活する喜びを持っていただく。
- インプラント治療や歯並びを診る矯正歯科治療を、この白河の地、
斎須歯科医院で提供する - 斎須歯科医院のスタッフは、歯科医療の知識を豊富に持ち、なおかつ素敵な人柄でありたい。
これらの中で治療に関する事柄は他のページでご説明しておりますので是非ご覧いただきたくお願いし、ここではスタッフのあり方についてお話しします。
斎須歯科医院のスタッフは、歯科医師が2名(私と妻です)、受付秘書1名、歯科衛生士5名、歯科技工士1名の総勢9名です。
世の中には、ファストフード店の接遇マニュアルのようなものがゴロゴロしているようですが、斎須歯科医院には接遇マニュアルはありません。院長である私を含めてスタッフ9名全員にとって、素敵な人柄でありたい、というのが全ての行動の基本で、それ以外は考えもつきません。
夏の暑い日、突然の夕立となりました。バケツをひっくり返したかのような激しい雨。そんな中、患者さんが傘を持たずに駐車場から急いで玄関に入りました。その間ほんの5~6秒ですが、あっという間に全身が雨で濡れてしまいました。
それに気づいたスタッフは、とっさに乾いた清潔なタオルを持ってその患者さんのもとへそれこそダッシュで行き、悪天候のなか来院いただいたことに感謝を述べて、タオルを手渡しました。
斎須歯科医院のスタッフにとって当たり前の行動ですが、とても喜んでいただきました。
いつでも、どんな時でも、あなたに決していやな思いはさせない、
あなたのことを思っている、と自信を持って宣言できます。
そんな斎須歯科医院のスタッフです。
私は、あなたのことをいつもいつも思いやりながら、斎須歯科医院で診療をしています。
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