2013年06月26日 - お子さんのお口の健康
福島県白河市 歯科医院 斎須歯科医院
院長の斎須幸司です。
今年も幼稚園や保育園、そして学校で歯科健診が行われました。
検診結果はいかがでしたか。
むし歯があるとの健診結果の場合には、
放置しないで斎須歯科医院を訪れてください。
むし歯は自然に治ることはない病気です。
斎須歯科医院ではその状況に応じて、
削って詰めたり、
進行止めの薬品を用いたり、
定期管理を行ったりして、
子どもさんの健康を守ることに全力を尽くします。
さて、主に幼稚園児・保育園児・小学生を対象に、
お子さんの健やかなお口の健康を守るための、
チェックポイントを2つ挙げます。
(1)いつも子どもさんのお口の中を見ましょう
食後の歯みがきは、子どもさん一人では到底みがけません。
必ず保護者がていねいにみがいてあげてください。
そして、その都度お口の中をよく見て、
歯に穴が開いていないか、
歯ぐきが腫れていないか、
嫌なニオイがしていないか、
チェックしましょう。
むし歯の第一発見者は保護者の皆さんです。
そして、歯みがきタイムは親子のふれあいタイムでもあります。
歯みがきの後にはギュッと抱きしめて愛情を伝えてくださいね。
乳歯は、おおよそ2才半の頃に全部で20本が生え揃います。
そして6才前後には永久歯が生えてきます。
今何本の歯があるのか、早速チェックしてみましょう。
(2)いつも子どもさんの食事を見ましょう
食事の時、子どもさんは良くかんでいますか。
一生懸命にかむことはとても重要です。
ハンバーグやラーメンなど柔らかい食物は、
案外簡単に食べることが出来ます。
スルメや鶏の唐揚げといった硬い食物も、
子どもなりに時間をかけて、かみ砕くことが大切になります。
硬めの食べ物を子どもなりに時間をかけてかむことは
アゴの発達にも好影響を与えますので、
食事の時には子どもさんがあぐあぐと良くかんでいるかをチェックしましょう。
一般に、
むし歯があったり、
歯並びが悪く上下の歯がうまくかみ合わない場合には
良くかまずに飲み込む傾向にあります。
子どもさんは良くかんでいますか。